食事におけるポジショニング

看護師、リハビリテーション科セラピスト、管理栄養士合同で食事姿勢のポジショニングについての研修を実施しました。

食事場面での不良姿勢は、誤嚥のリスクとなるだけでなく、痛みや疲労、認知機能、食具操作にも影響する大きな問題です。

今回の研修では、不良姿勢での摂食体験と、車椅子のシーティングについての実習も行いました。

不良姿勢の摂食体験では、体幹や頸部の歪みがいかに飲み込みに関係するのかを、理解できるよい経験となりました。

机の高さや、椅子と机との距離も姿勢保持にとても重要であると学びました。

患者様に関わる全てのスタッフが食事姿勢に関する必要な知識、技術をもち患者様の入院生活の大きな楽しみの1つである食事を、安全に効率よく、楽しんで行えるようにしっかりサポートしていきたいです。

不良姿勢での摂食体験

車椅子のシーティング

クッションやタオルで座面調整を行うことで、姿勢の変化を体験しながら研修しています。