院内では、多くの患者様が歩行の補助具として杖を使用しています。今回は杖の種類や用途などをご紹介していきます!
【院内で主に使用している杖】
T字杖
棒にT字型のグリップがついている基本的な杖になります。歩行に不安がある方や、筋力が低下している人などに用いられます。支える力が4点杖と比較し少ないため、ある程度歩行能力がある方に使用されることが多いです。
四点杖
棒の先に4点の脚がついています。T字杖と比較し、1点ではなく4点の脚が地面に接地することで安定します。体重をしっかりかけて歩くことができる杖のため、麻痺がある方や脚で体重を支えきれない方も4点杖で体重を支え、歩くことが可能になります。
サイドケイン
4点杖よりさらに支持する面が広く、安定性のある杖です。体の横につきながら使用でき、立ち上がる際も補助として十分に使用できます。しかし重量はあるため、ゆっくりバランスを取りながら歩かれる方に使用されることが多いです。
松葉杖
脇に挟み、手でグリップを把持することで体重を支えることができます。よく使用される場面として、下半身の骨折後などに体重を免荷しながら歩くことができます。しかし、使用するには上半身の力が十分に必要になります。
【まとめ】
他にも杖の種類はいくつかあります。
患者様の今後の生活を見据えた杖の選定をし、リハビリを提供しています!