家族介護者教室に参加しました

井手町在宅介護支援センターが主催する家族介護者教室に参加しました

同じグループ内の社会福祉法人弥勒会 井手町在宅介護支援センターが主催する家族介護者教室「負担にならない移動介助方法を学ぼう」にて、当院のリハビリテーション部長が講師を務めました。

普段から介護をしているご家族向けに、なるべく負担にならない移乗や起き上がり動作、姿勢の修正方法などについてスライドや実技を通してご説明しました。

参加者からは、「旦那が70kgもあって、ベッド上で動かすのが大変」や「ベッドからずり落ちてしまってから引き上げるのが大変」など、実際の生のお声を頂戴でき、なるべく個々に応じた対処方法を検討しました。

また、このようなお声をお聞きすることで、回復期リハにおける退院前の家族指導ではより具体的な方法を指導することが必要であることを痛感しました。

もしも転んでしまったら、どのように対処するのかについて、患者さんの体格や身体能力によっても異なります。さらに、介護者の体格やご年齢などによっても影響を受けます。さまざまな観点から、対処方法を検討する必要があり、今後の臨床現場にも反映させていただきたいと思います。

さて、日に日に朝晩の気温が下がってきており、体調管理が難しい季節となりました。
過去の人体生理学の研究では、寝冷えなどで体温が一度下がってしまうと、免疫力が約3割も低下してしまうとのことです。

これからの季節まだまだコロナウイルスや季節性のインフルエンザにも気をつける必要がありますので、皆様もぜひお身体を冷やしてしまうことなく、免疫を高めた状態で日々の生活を送っていただければと思います。