栄養科 行事食 おついたち

おついたち

秋の気配が色濃くなってまいりましたね。
当院では毎月一日、おついたちとして赤飯を取りいれたメニューを提供させて頂いております。

<おついたちとは?>
日本には月の初めの日に神社に参拝する風習があります。無事に過ごせた一か月に感謝し、新しい月の無事を祈るものです。そんな月はじめの1日、「おついたち」には、その月を縁起よくはじめ、幸福に、健康無事に、商売繁盛で過ごせるように願いを込めて赤飯を食べる風習があります。

[su_box title=”本日のお品書き” box_color=”#f8986a”]主食:栗入り赤飯
主菜:豚肉の生姜炒め
副菜:椎茸と小松菜の中華和え
副菜:果物(オレンジ)
汁物:わかめスープ[/su_box]

<栄養素のお話>
赤飯に使用した「栗」の栄養についてお話させて頂きます。栗のでんぷんは、ブドウ糖やショ糖など、消化吸収の早い形で含まれるので、効率のよいエネルギー源になります。

さらに、栗の糖分には消化をよくして胃腸の機能を強化する酵素が含まれるので、中国ではおなかをこわしたときには焼き栗をよくかんで食べるとよいといわれているそうです。ただし「ごはん」と同じくらいのカロリーです。食べすぎには気をつけてください。