認知症サポーター養成講座を行いました

令和2年11月4日、井手小学校6年生21人に福祉学習の一環で、「認知症の人が安心して暮らせるには、自分たちはどんなサポートができるかな?」をテーマに、井手町地域包括支援センター、井手町社会福祉協議会と共同で行いました。

 

グループホームいでの里の篠田介護士による講義の後、【友達との約束を忘れて、出かけることができなかったおばあちゃんをどうサポートしたらよいか】をテーマに、子供たちは真剣に考えて、クラスメイトと提案しあってくれました。

 

「鍵の置き場所を決めてあげる」
「前もってカレンダーに書いてあげる」
「早めの時間から声をかけて誘ってあげる」
「一緒に準備してあげる」
等の思いやりのある提案をしてくれました。

 

後日、子供たちからの季節の絵手紙や感想文が届いたので、デイサービスの廊下に掲示させてただきました。
デイサービスのご利用者様からは、
「きれいな字を書くね」
「絵が上手だ」
「優しい言葉をくれるんだね」
と感嘆の声が起こっていました。

 

また、感想文は施設職員で読ませていただき、優しい気持ちを忘れてはいけないことを再認識する機会となりました。

 

今回の講義を通して、認知症への理解が進み、認知症の方への地域での支えあい、認知症になっても安心して暮らし続けられる地域づくりへとつなげることができればと思います。