看取りの勉強会を開催しました。

深草京しみずスタッフを対象に看取りの勉強会を開催しました。

講師には、稲荷山武田病院で看護師をしておられ、緩和ケア認定看護師資格もお持ちの野口幸子先生に来ていただきました。勉強会では、野口先生より、終末期について医学・看護的な見方や、看取りに関する当事者本人、家族などへの心理的サポート、寄り添い方について現場の経験をもとに分かりやすく勉強させていただきました。

深草京しみずは、総合的な在宅支援施設として、ご入所者・ご家族の意志を尊重した上で、施設での看取りをお手伝いさせていただくことがあります。H28年3月の開設以来、現在(H30年10月20日時点)までに、16名の方が施設で最期を迎えられました。

日本はこれから多死社会を迎えていきます。勉強会では、野口先生も「普段から自分の死をどう迎えたいか、考えておくことも重要です」とお話されていました。死を遠いものではなく、身近なものとして捉え、自分はどのような最期を迎えたいのかを考えることから、看取りケアの一歩が始まるように思います。

野口先生におかれましては、今回は貴重なご講演まことにありがとうございました。

各職員とも今後のケアに生かせるように努力していきたいと思います。