第二京しみず✖️ICT

こんにちは、介護老人保健施設 第二京しみずです😊

教えて! 本日の打ち合わせは?

本日は リモートワーク環境構築と施設内インカムの打ち合わせがありました。。。
ふぅ、結構忙しいですねε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

介護老人保健施設でリモートワークを導入???

国の号令で70%のリモートワークを!という方針がありますよね。

でも・・・我々のような介護老人保健施設でリモートワーク導入はまず持って不可能ではないでしょうか?

今回、入所されていたり、通所で通われているご利用者さんを、リモートでケアを??と、考えているわけではもちろんありません。
昔『老人Z』と言う高齢者と介護ロボットがテーマの興味深いアニメ映画がありましたが、時代が進んでもやはり人が人をケアをしてこその介護だと思います。

では。。。何を考えてリモートワーク環境の構築を考えているのかと申しますと!!

そうなんです、それは介護ケアの部分ではなくて、主に事務作業の部分において、リモートワークができる環境を構築しておきたい!という事なんですね。

現在第3波の猛威を奮っております新型コロナウィルスですが、例えばコロナウィルスに罹患したスタッフが出た場合、そのスタッフが現場から抜けるというパターンだけでなく、新型コロナに誰も罹患していなくても・・・例えばスタッフの身内に濃厚接触疑いがいるだけで、念には念で自宅待機になれば、そのスタッフの業務がSTOPします。

つまり濃厚接触者疑いで念の為自宅待機するスタッフは、身体は元気なのに仕事が何もできない・・・と言う状況に陥ります。

介護系施設は、ご利用者さんをケアをする事だけではなく、様々な事務作業も日々地味にあります。

例えば介護保険の請求業務がありますが、請求業務ができるスタッフが請求期間中に全員自宅待機になればどうなるでしょう?
他にも、経理や総務関係の業務などは、少数のスタッフで業務をこなしており、身体は元気なのに。。。 全員自宅待機になればどうなるでしょう?

そうなんです・・・代われるスタッフがいればいいのですが、施設事務所はそこまで広くない同じ空間で業務をしておりますので、揃って濃厚接触疑いになってしまう可能性もありえます。

自宅待機が二日程度であれば、まだいいのですが、二週間などとなってしまえば。。。_| ̄|○

レセプト請求期間に担当者が自宅待機になれば。。。考えるだけで大変な事態です。

総務業務が・・・経理業務が・・・日々動き続ける業務がSTOPするのは施設運営上大きなダメージを被ります。

最終的に ご利用者さんに迷惑がかかってしまう事になれば、法人としてこれほど辛いことはないです😢

自宅待機中でも罹患している訳でもなく、身体が元気であるならば、自宅から事務所のPCさえ操作できれば事務作業は完璧とはいかなくても、ある程度はこなせるはずです。今や事務仕事はPC内で完結できることが大部分ですからね。

この問題を解決するために・・

そこで!!
考えたのは・・・自宅から事務所のPCを遠隔操作できるソフトがないかどうか・・・ちなみに第二京しみずの介護ソフトはクラウドではなくサーバーなのです・・・。なので自宅から事務所のPC操作ができる環境構築が重要です。

導入条件は

①コストがめちゃ安い

②セキュリティが万全

③操作が難しくない

これをクリアできるツールがあれば・・・

✨🎊ございました!!!!笑🎊🐘✨

こういったツールは普段はリモートワークが必要ではなくても、いざと言うときに業務がSTOPしてしまうリスクをある程度は最小限に抑えられる・・・いわゆるリスクマネジメントにつながると考えております。

コロナ禍におけるリスクマネジメントとして、衛生環境の提供、物理的に接触する部分での除菌・消毒・換気、いわゆる3密回避、などなどあらゆる手段を取りながら、ご利用者さんをお迎えし、日々接する中での感染対策は徹底しておりますが、ここで言うリスクマネジメントとは、それ以外の部分で・・・ 特に事務系業務がSTOPしない様にするリスクマネジメントにも注力が必要であると言うことです。

いかがでしょうか?
日頃はリモートワークが不要であっても、いざと言う時にリモートワークができる環境を構築しておくことはリスクマネジメントの観点からも重要な事だと考えております。

インカム導入TEST実施!

さてさて、次には介護主任と事務長が、インカムの施設内実証実験を実施いたしました。

インカムとは?

みなさん映画や、ホテル、イベント、ドラマ、電気屋、SP?などなどがカッコ良く装着し、何やら口元のマイクでヒソヒソ見えない誰かと喋ってるのを見聞きしたことがあるかと思います。
そうです、あれがインカムです!
なんとなくカッコいいですよね!!ウキウキしてしまいます😊

介護主任が装着し、業者さんがいろんな場所に動いて電波の届き具合を確認しました。

鉄筋コンクリート造りの頑丈な施設になりますので、どこまで届くのか不安もありましたが、1Fお風呂場から3F最奥の部屋でも余裕で音声が確認できたので、なんともすごい物ですね。

では、我々介護老人保健施設におきまして、なぜインカムが必要なのでしょうか?

インカムは特定小電力無線局と言いまして、総務省で定める一定の条件を満たした無線設備であれば無線従事者資格も無線局免許も不要なのです。
まず導入にかかる許認可のややこしい障害はないです。
小さな頃にトランシーバーに憧れましたが、まさにあのでかいトランシーバーの小型版ですね。

コストも一度買ってしまえば通信費がかからないので、ランニングはほぼありません。
充電か乾電池かですぐ使えるのもお手軽です。

業務におけるインカム導入のメリットはなんでしょうか??

スタッフ同士の連絡・情報共有、一人介助時の応援呼び出し、入浴介助時の応援、すぐ相談したい時に探す労力が不要、行事の施設内連携、両手を使ったままマイクで話せる等々、多くのメリットが考えられます。

 

また昨今の日本国内において停電や大規模災害が身近な出来事であり、いつ我々施設にも降りかかってくるかわかりません。
そんな事態になっても、Wi-Fiなどではなく無線なので、途切れることなく施設内でリアルな今の状況が共有できます。

災害時の今まさにその瞬間瞬間のリアルタイム情報共有は重要であり課題でもありますが、インカムがあることで施設内スタッフの動きがお互い把握でき、指示命令がスムーズとなります。
そうなれば、 何よりも現場スタッフが落ち着けます。

現場スタッフがリアルタイムで動き・情報を共有できればそれこそ前向きになれますので、ご利用者さんへの安心・安全の提供に繋がります♡

点数改定でも指摘があります、BCP計画策定に置いても重要なツールの一つになり得るのではないでしょうか?

また、実際に導入されましたら、使用報告などもUPしていきたいと考えております。