京都第一赤十字病院様とウェルウォーク連携をしました

当院では、以前より京都第一赤十字病院の療法士の方々とウェルウォークについて連携を図っていました。今回は京都第一赤十字病院から当院に来られた患者様について、ウェルウォークの第1回症例報告会を行いましたので、その様子を紹介いたします。

症例報告会の目的は、互いに情報共有を行い、今後の治療の質の向上に繋げていくことです。今回は、評価に共通性を持たせること、急性期と回復期のそれぞれの経過をフィードバックし合うことをテーマに行いました。

【内容】
ZOOMを使用し、急性期のウェルウォーク使用頻度、ロボットの調節、平地での歩行の様子などを確認しました。回復期では基本的なウェルウォークの進め方、身体機能と歩行能力の経過など当院で大事にしている点などを伝達しました。また、回復期に転院時、どういった情報や所見があるとスムーズに介入ができるかなどの話し合いを行いました。

【感想】
回復期療法士としては、急性期から回復期へ移行する際にシームレスな情報共有の強化が図れるようになると実感しました。また、他病院と意見を交換することで多様な視点や思考が広がりました。

【今後に向けて】
急性期と回復期病院が互いにフィードバックを行い合うことで、質の高い治療をスムーズに提供することが可能になると考えています。今後もこのような症例報告会を重ねることで疾患の症状や経過、予後予測の精度を高め、最善の治療を届けられるよう精進したいと思います。