第25回 日本臨床脳神経外科学会を終えて

11月23,24日に第25回日本臨床脳神経外科学会に参加しました。
今回は「Pusher現象を呈する片麻痺患者の非麻痺側前腕支持による歩行練習の効果について」という演題で発表する機会を頂きました。

―発表内容―
Pusher現象を呈する片麻痺患者に対し、非麻痺側前腕支持での歩行練習を行いました。
結果的に、先行研究より歩行能力の改善がみられ、有効な歩行練習方法であることが示唆されました。

―勉強になったこと―
症例報告は先行研究では明確になっていないことに対し発表を行います。その為、様々な論文を読み、先行研究の現状について理解を深めることができました。発表時は、他病院の先生が質問や意見をくださり、新しい視点や考え方を持つことができ、とてもよい経験となりました。

―今回の経験をどのように生かしていくか―
治療方法の決定・結果・考察を積み重ねることが療法士の成長につながります。今回の学会発表で培った経験を日々の臨床場面で活用していきたいと考えております。