訪問リハビリテーションについて

京都リハビリテーション病院では、平成30年6月より「訪問リハビリテーション」のサービス提供を開始しました。

今回、ご利用例を2つ挙げてみましたので、ご参考にしていただければと思っています。

「脳梗塞の後遺症などで、構音障害があり口数が少なくなってきている。」

京都リハビリテーション病院の訪問リハビリテーションは現在理学療法士3名で訪問を行っています。しかし、病院内には言語聴覚士が複数名在籍しています。

例えば、ご本人様の許可を得られる場合訪問時にビデオ撮影を行い、下の動きや口唇の開き、呼吸機能などを病院内の言語聴覚士と撮影したビデオを見てアプローチ方法を検討させていただくことも可能です。利用者様のニーズに合わせ、口腔機能にも介入していきます。

「回復期から退院後のリハビリがなくなるのが不安」

回復期リハビリテーション病棟では、1日最大3時間のリハビリテーション提供が可能となっています。自宅に戻られた際も、介護保険を利用して訪問や通いでリハビリテーションを受けることが可能な場合があります。

当院を退院された方の場合は、入院されていた病棟の担当と連携し、退院後の生活習慣を踏まえてリハビリテーションの提供方法を検討させていただきます。

勿論別の病院で退院された方についても、担当職員からの情報提供を元にリハビリテーションについて検討を行っています。