リハビリテーション部【FIM研修会】開催

2022/9/9、リハビリテーション部でFIM研修会を開催いたしました。
今回は、3年目以上の療法士を対象に少し難易度の高い内容を扱い、皆で事前解答した問題について講師が解説して説明しました。

そもそもFIMとは、アメリカで開発されたFunctional Independence Measureと呼ばれる日常生活動作能力の自立度を表す評価のことです。
この評価項目は運動に関わる13項目と認知に関わる5項目の全18項目からなります。FIMは、実際の日常生活場面を観察して「しているADL」を評価します。

当院のような回復期リハビリテーション病棟ではこのFIMを入院時から退院時まで正確に評価することが求められております。そうすることで、患者さんの回復度合いを知ることができたり、問題となっている内容が明確になりリハビリ治療の方針を決めやすくなります。ただし、このFIMを正確に採点するにはそれなりに勉強や研修を受けなければいけないと言われております。

当院のリハビリテーション部には全国でFIM研修を開催したり、FIMの教本を執筆しているスタッフがいることと、同じ研修を開催している藤田医科大学医学部および保健衛生学部(いずれも愛知県)の先生方にもご来院していただいているので、疑問があればすぐに解決できることが強みです。
全国的に見ても非常に珍しく、恵まれた環境であると考えております。

来年度の採用なども徐々に本格的に始動しております。
当院にご興味のある方はぜひご連絡ください。

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