歩行練習と装具

当院リハビリテーション部では、クリニカルセミナーと称した研修会を開催しております。今回は、当研修内容と受講した2名の若手理学療法士の感想を掲載いたします。

 

<クリニカルセミナーの内容>
今回、理学療法士を対象に「歩行練習と装具」というテーマで研修を行いました。研修内容は、事例を用いて臨床に即した実践的な内容でした。

<若手理学療法士より>
リハビリを提供していく中で必要となる知識の基礎を改めて学ぶことが出来ました。
歩行練習について、実際の臨床過程が例として出されており、臨床をイメージしながら考えること、自分自身のリハビリの不十分な点を改めて考えることが出来ました。
また、装具の適応や役割、特性について再認識することができ、装具を装着することでのメリット・デメリットについても詳しく知ることが出来ました。
今回の研修で学んだことを活かし、患者様の身体機能向上を目的に、装具の選定・設定、より良いリハビリを提供していけるよう努力していこうと思います。

 

<若手理学療法士より>
リハビリを行う中で、患者様一人ひとりの回復過程が異なるため、リハビリ内容や装具の選定、作成時期に悩むことがあります。
私は歩行練習時の装具変更時期や、作成する装具の種類について悩んでいました。今回の研修を受けて、特に一番困っていた長下肢装具から短下肢装具への変更について、難易度調整や歩行補助具の選定などを詳しく理解でき、とても勉強になりました。
また、運動学習や歩行の基礎は学生の頃に学ぶ内容ですが、臨床を経験し改めて学ぶことでより深く理解できました。特に難易度設定やフィードバックのタイミングなど、運動学習理論に基づいてリハビリを行うことの重要性を再認識しました。
今回の研修で再度学んだ基礎知識、装具に対する考え方を念頭に置き、リハビリを実施し、患者様により効率的なリハビリを提供していきたいです。

引き続き、今年度もクリニカルセミナーを開催し、臨床能力の向上を図りたいと思います。