嚥下練習機器を新たに導入しました

 脳卒中などの疾患で生じる飲み込みの障害(嚥下障害)では、しばしば嚥下に必要な反射活動(嚥下反射)が起こりにくくなります。

 嚥下に必要な反射活動(嚥下反射)が起こりにくいと、本来食道を通るはずの飲食物が、誤って気道に入ってしまうリスク(誤嚥のリスク)が増大します。ジェントルスティムは、電気刺激により嚥下に必要な反射活動(嚥下反射)を誘発し、口から食べる練習(経口摂取練習)をサポートすることが期待できます。

 当院では、ジェントルスティムを積極的に活用していきたいと考えています。

 

干渉波とは?

1組の電極から2050Hzを出力し、もう1組の電極から2000Hzを出力します。
体内で交差(干渉)させ、患部にその周波数の差に相当する低い干渉電流(50Hz)を発生させます。低周波電流と 比較して皮膚深部まで到達する特徴があり、体内深部組織まで浸透します。