摂食機能療法委員会について

京都リハビリテーション病院では2017年2月より、看護師5名、言語聴覚士2名にて病棟摂食機能療法に対しての活動を開始しました。

摂食嚥下の評価方法では、京リハ式摂食嚥下評価表を作成し、スタッフ全体で取り組みをしています。

現在は、摂食機能療法に関わるコアメンバーとして、看護師4名、言語聴覚士2名、理学療法士1名、作業療法士2名、管理栄養士2名と11名のメンバーで活動しており、摂食嚥下に関連する、ケアの質の向上、また評価、訓練を全スタッフで取り組めるようスタッフの知識、技術向上に向けて活動を続けています。

2017年度は、計6回の研修会を実施しました。内容は下記の通りです。
①摂食機能療法の流れについて
②摂食嚥下評価基準の説明、嚥下スクリーニング検査
③嚥下スクリーニング検査 (実技)
④直接嚥下訓練について
⑤摂食嚥下時のポジショニングについて
⑥摂食機能療法の評価をしてみよう(症例画像を用いた評価の実際)

当院はリハビリテーションスタッフに新卒のスタッフが多く在籍しています。
研修を通じて、摂食嚥下に関する関わりの質の向上を目指していきたいと考えます。