脳神経リハビリ北大路病院だより

平成30年9月3日(月)に左京消防署の指導のもと、防災訓練を実施しました。

 9/3(月)に左京消防署の指導のもと、防災訓練を実施しました。
 病棟からの出火を想定した訓練を行い、私も患者さん役で参加しました。自分で動くことができなくなった患者さん役だったので半分に折ったシーツの上に乗り4隅を看護師2名に引っ張ってもらい避難しました。シーツの上でうまくバランスをとることができれば容易に引っ張ることができると思うのですが、やはり恐怖心が強くなると引っ張られることも怖いと思うことで変に力が入り、うまくシーツをひっぱることもできないので、まずは患者さんに安心してもらえるよう声掛けを行うことが大事だと思いました。
 そして、実際の火災となると気が動転して落ち着いた行動がとれなくなってしまうことは想定されますが、訓練を重ねることで緊急時にも少しでも落ち着いて対応できるようにしたいと思います。
 

  
  
 

 
 

平成30年8月9日に『ふれあい看護体験』に中学生2人参加されました。

 受付後、さっそく白衣に着替えて病院中をくまなく探検。
 その後、外来で診察風景を見学し、胃カメラ・大腸ファイバーの機械の説明を受け、CT室、薬局、検査室にもお邪魔しました。
 病棟では人工呼吸器の説明や、口腔ケアが一人でできない患者さんのための道具を見ました。その後、入院患者さんとお話をしましたが、
皆さんご自分の孫くらいの小さな看護師さんに目を細めて、話が尽きませんでした。
 ソーシャルワーカーからも説明を受け、色々な職業の人が一人の患者さんにかかわっていることを学んでもらいました。
 昼からはリハビリ室で説明を受け、リハビリ道具をいっぱい触っていました。
 もう一度病棟に戻りシーツ交換を体験、お互いの血圧測定もしました。 自分の乗っている車椅子を運転しましたが、デコボコ道で思うように進まず苦労していました。
 最後に看護師さんと懇談会をして交流を深めていました。

 お二人とも感想文に「楽しかったです」「看護師さんは本当にカッコいい」とあり、夏休みに貴重な体験をしてもらったと思いました。

 
 将来一緒に看護が出来れば最高ですね!

  
  
 

 
 


平成30年7月2日(月)に下鴨警察の生活安全課の方にお超し頂き、防犯訓練を行いました。

 
 今回は外来にナイフを隠し持った不審者が侵入してきたということを想定しました。
 以前、院内の勉強会で防犯について学び、さすまたを見たこと、持ったことはあったものの実際にさす またで不審者の身体をおさえこむということは初めてでした。
 
 警察が到着するまでの約5分間を、職員がさすまたで不審者をおさえる。
 
 文章にすると簡単ですが、この5分間が長い!!
 
 今回参加した職員からはもっと外来が混んでいたら?受付一人でシャッター閉め、通報をしていて時 間がかかってしまったと、反省点や改善点がたくさんあったと声がありました。警察の方のお話では、 通報をいかに早く行うかがカギだそうです。
 
 こういった防犯訓練を警察と協力して行う病院は稀とのことですが、訓練を定期的に行い、焦ること なく職員一人一人が役割をもって対応することが必要だと思います。

 

  
  
 

  
 
 
 

平成30年6月16日(土)に第17回修二ふれあい「あじさい祭り」に参加してきました。

 毎年6月になると修学院第二小学校(以下修二小学校)の校区にある辻公園では紫陽花が満開になります。その時期に合わせて「あじさい祭り」は開催されます。
 地域の公園で定期的に行われている公園体操をしたり、修二小学校ドリームバンドの素敵な吹奏楽の演奏があったり、
 バザーや輪投げ、修二小学校茶道部の児童さん達による御手前でお抹茶が振舞われたり、うどんやじゃがバターなどの軽食もありました。
 当院も健康測定として血圧測定・握力測定を来場者の方にさせて頂きました。
 握力測定は力に自信のある方がこぞって測定を希望され、「若い時から思うと落ちたなぁ…」とおっしゃられる方もおられましたが、皆様いい結果が出ておられたように思います。

  
  
 

 
 


平成30年4月27日(金)外来にて健康教室「ロコモーショントレーニング」を開催いたしました。

 「ロコモーショントレーニング」とは、骨、関節、筋肉などの運動器機能が衰えるために、
 介護を必要とする状態やその危険がある状態をロコモティブシンドローム(別名:運動器症候群)といいます。運動器は体を動かす器官ですので、自分で動かすことが大切です。
 その運動のひとつとして、今回は皆さんと一緒に転ばないための体操をしました。
 簡単な体操ですが、筋力低下はつまずき骨折の原因にもなります。
 参加者のみなさんからは、
 「難しいわぁ…簡単そうやのに。ふらふらする」
 とお声が上がっていました。
 みなさんの日常生活の中に取り入れて少しの時間でも運動して頂ければ幸いです。
 次回は6月に開催を予定しております。
 詳細が決まりましたら、ご案内させていただきます。

  
  
 

 
 

平成30年3月20日(火)京都市域リハビリテーション協力病院として修学院学区地域ケア会議に参加しました。

 「地域社会を支えるリハビリテーションの役割
              ~誰もが笑顔で、役割を持って生きていけるまち作り~」
と題したテーマで当院訪問看護ステーション脳神経リハビリきたおおじの山本技師長より
 1.リハビリで大事なことはたった2つ 
 
2.介護予防で意味があるの?
 3.活動や参加につなげる3つのポイント
についてお話をさせて頂きました。
 参加された方からは「あまり理学療法士さんからの話を聞くことがなく、リハビリっていうものがどんなものが分かった。」とお声を聞かせて頂きました。
 その後のグループワークでは、公園体操や委員会活動等に出てこられない高齢者の方をどうやったら活動に参加して頂けるか等の課題が話合われ、様々な意見が飛び交っていました。

 医師会の先生からは、今年は花粉症で悩まれている方が多く少しでも異常を感じられたら早めに医療機関に受診をして下さい、とのお話をして頂きました。
 下鴨警察の方からは、最近左京区でニセ息子やニセ役所職員を語っての特殊詐欺が頻発しているとお話しを伺いました。被害に遭われた方は皆さん揃って「私が詐欺に遭うわけがない」とおっしゃられるようです。今一度不審な電話を受けた方は、まず身近な方に相談をして下さいとのことでした。

 

平成29年12月15日(金)健康教室を行いました

 当院では外来の空き時間を利用して、地域の方にも参加して頂ける健康教室を開催しております。
 12月は、インフルエンザの予防と対策について行いました。マスクの正しいつけ方を皆さんと一緒に行いましたが、どなたもインフルエンザになったことがないとのことで、驚きました!!毎回恒例となっている脳活トレーニング、今回はひとりじゃんけんです。左右別々に手を動かし童謡を歌いながらやってみました。意外とむずかしい…

 次回の健康教室は2月に予定しております。

 
 

 
 

 

平成29年12月2日(土)地域の大根炊きに参加しました

 本来は毎年11月に行われております大根炊きですが、台風で大根の発育不良があり12月での開催となりました。お天気にも恵まれ、たくさんの方が参加されていました。

 当院からは3名のスタッフが参加し、握力測定や袋の中におもちゃの小銭と本物の小銭を入れていくら本物のお金が入っているかのクイズを実施しました。
 皆さんからは「普段触っているお金だけど、見ないとわからないもんねぇ…」と感想を頂きました。手先の感触と重さでしか判断できないので、なかなか皆さん難しかった様子でした。脳の活性化のために指先を使うことは刺激になります。皆様も機会がありましたら一度お試しください。