訪問リハビリのご利用者様、ご家族様に訪問リハビリをご利用いただいた感想を伺いました。
貴重なご意見を頂くことができましたのでご紹介いたします。
事例について
80歳代 女性
以前は散歩を日課にされていましたが、腰椎圧迫骨折後、腰痛があり、ご自宅で過ごすことが多くなりました。
体力の低下を心配されたご家族様からご依頼があり、訪問リハビリを開始しました。今回はご家族様にお話を伺いました。
訪問リハビリを利用するまでは、何もせずに家にいることで、このままでは身体が動かなくなるのではないかと悩んでいました。
認知症もあり予定を忘れることもあるのですが、訪問してもらう日は本人も自覚していると感じます。
身体自体は衰えが進んでいると思いますが、リハビリを利用して運動をしたり、話をしたりすることで、身体だけでなく、心の励みになっていると思います。家族としても認知症の接し方について悩んでいましたが、関わり方を教えてもらうことで、イライラすることが減りました。
今後は、腰痛がもう少し楽になり、『一緒に外出できればいいな』と思っています。

ちょこっとリハビリ知識 PT?OT?違いって何?
ご利用者様やご家族様から
「PT(理学療法士)とOT(作業療法士)の違いって何ですか?」
と、聞かれることがあります。
PT・OTの特色をご紹介します☆
当事業所ではPT・OTが在籍しており、依頼に応じて希望をお聞きすることもできます!!
理学療法士(Physical Therapist)
理学療法士は、寝返る・起き上がる・立ち上がる・座る・歩くなどの日常生活で必要な基本動作ができるように、身体の基本的な機能回復させるためのリハビリテーションを行います。
- 足が動かしにくい
- 腰が痛い
- 膝が痛い
- 上手く歩けない
などなど・・・
作業療法士(Occupational Therapist)
業療法士は、着替え入浴動作などの日常生活動作や、料理や掃除などの応用動作ができるようにリハビリテーションを行います。
また、手の動作や指の細かい動作の訓練、手工芸などの作業を通して身体と心のリハビリも行います。
- 着替えができない
- 料理をしたい
- 手が動かしにくい
などなど
まとめ
それぞれの得意分野を分類してみましたが、重なり合うことが多い職種です。「OTだから歩行訓練ができない」「PTだから手の訓練ができない」というように、はっきりと線引きされているものではなく、利用者様のニーズに応えられるように、
必要なリハビリを提供させていただきます。
毎週決まった時間に伺うことで、「運動をする」という習慣をつけることができたようです。「腰痛の解消」には至っておりませんが、最近は外食や、お一人様で散歩に出掛けたりできるようになっておられます。