今回は
- 訪問リハビリテーション
- 訪問マッサージ
2つの違いについて書いてみようと思います。
訪問リハビリテーションとは?
理学療法士・作業療法士・言語療法士などのリハビリ専門職が日常生活で困っていること
(例:お風呂に入りづらくなってきた、転倒することが増えてきた等)
に対して、利用者様の身体能力・状態を評価し、適切な動作指導や住環境の提案を行い、日常生活の改善を図ります
訪問マッサージとは?
マッサージとは、あんまマッサージ指圧師が、関節可動域の改善やリンパの流れを促進し、身体の不調の改善を図ります。

文章だけだと分かりにくいですね。表にまとめてみましょう!!
2つの違いを表にしてみると
訪問リハビリテーション | 訪問マッサージ | |
資格 | 理学療法士・作業療法士・言語療法士 | あん摩マッサージ指圧師 |
目的 | 日常生活の改善・身体機能の改善 | 関節可動域の改善・疼痛緩和 |
適応となる保険 | 介護保険・医療保険 | 医療保険のみ |
医師が作成する書類 | 指示書 | 同意書(診断書) |

リハビリテーションを提供するなかで、1つの手技としてマッサージを行うこともあります。療法士が行うマッサージは、欧米のリハビリテーション医療に由来しています。
マッサージ師が行うのは中国から伝わった東洋医学の影響を大きく受けており、「つぼ」という概念があるのが、大きな違いです。
療法士はマッサージだけで終わることはなく、痛み等が再発することがないよう、筋力トレーニングや姿勢の矯正を行なったり、自主訓練や日常生活におけるアドバイスも行います。