1月のテーマ:「新型コロナウイルス感染者の発生時における防護服の着脱方法」について
新型コロナウイルス感染症の予防には
常日頃より取り組んでいるところですが、
何事においても「100%」というものはありません。
万が一、施設の入居者様の中で感染が起こった場合、
職員はどのように動くことになるのか。
どのような点に気を付けなければならないのか。
職員同士での再確認という意味も含め、
新型コロナウイルス感染予防対策を講じ、
受講者全員マスク着用のうえで開催いたしました。
身体を覆う防護服にゴーグル、
グローブにフェイスシールド・・・。
身に着けるものは多岐にわたります。
施設看護師の実演に合わせて、受講者達も遅れないように付いていきます。
きっちり隙間の無いように着用すること!
職員達の表情も真剣そのもの。
意外に盲点なのが、防護服等を脱ぐ時。
防護服を着たまま動き続けていると、暑くてたまらない・・・。
しかし、一通りのケアが終わったからと勢いよく脱いでしまうと、
防護服に付着していたウイルスが飛散してしまうのです。
脱ぐ時も慌てず焦らず。
いわゆる「清潔」な内側の着用部を掴むようにしてゆっくり脱ぎ、
個別に用意したごみ袋へこれまたゆっくり投入する。
袋の中の空気を絞ってしまうこともウイルスの飛散に繋がるので、慎重に封をする・・・。
これは、思わぬ落とし穴!!
きちんと脱ぎ、処分する所までが対策。
施設長!手順はバッチリですか!?
当施設の周囲でも、感染者が発生したという報告を
しばしば耳にするようになっています。
決して安心はできません。
職員一人ひとりの対策を徹底し、引き続き感染症予防に努めてまいります。